高尾マンモストレイル

日曜,高尾マンモストレイル.

1週間前は雨予報だったけど,そのうち完全に晴れ予報になり,結局晴れ気味の曇り,みたいな.
気温は高尾山口駅で7度から20度予報,くらいだった気がする.

相変わらずのんびり準備してたら電車時刻まで4分しかなく慌てて家を出て走る.
やっぱりなんか荷物が多い…

溝の口でAさん合流.
高尾山口駅に7時17分,5人集合.

takao base campに行くと長田練の集団がいて大混雑.
知り合い4人くらいいた.
軽く着替えて準備してセブンで補給,ここでパン1つ食べた.
8時にスタート.

初の北高尾.
へー,こっち行くの?って感じ.
いきなり暑くなりシェルを脱ぐ.

噂通りきついアップダウンが永遠と続く感じ.
展望はないし過酷でつまらん,という評判はよく分かったけど,個人的には結構楽しい.
走れない分楽というか.

途中同じペースの集団に会い,軽く話す.
それ以外には多分2,3人くらいしか会ってない.

途中Sさんが結構豪快に転んで尻餅ついた後,自分が何かにつっかかり,何か不必要なくらい勢い止まらず左に一回転する.
右膝の外側を強く打った.
外傷はほぼないけど,その後しばらく着地で力が入らなかった.

その後SSさん,Mさんともに軽く転ぶ.
残るはAさんだねという予言浮上.

堂所山には2時間40分くらいで到着.
急に人がいた.
カロリーメイトを食べたけど,山で食べると水分が半端なく欲しくなるな…
あと小さいクリームパンも食べた気がする.

ここから先は人が多い.
やっぱりトレイルランするならコースを選んだほうが快適だなと思った.

陣馬には3時間半くらいで到着.
階段を下りた来たおじいさん,トレランっぽい格好してるな…と思ったら,何か見たことあるぞ…?
あー!月岡さんか!と気付いて話しかける.
80歳超えて100マイルを走るレジェンド.
声はラジオで聞いたとおり.

少し話して写真も撮って頂けた.
南高尾から帰るらしい.
お会いできて嬉しかった.
TシャツもザックもAnswer4だった.

写真撮ってトイレ近くの茶屋で休憩.
カップヌードル食べた.
お茶も買ったけど,今思えば降りてロードで買えば安かった.

当然シェルは羽織ったけど,さすがに止まってると寒い.
持ってきた服は他にレインジャケットとレインパンツ.
ミドルは悩んだけどまぁ着ないだろうな,と.
実際着なかった.

わちゃわちゃしてから再スタート.
ここからも初めての道,陣馬からぐわっと下る.
これは楽しい!
ちょっとガレてるけど,かなり走れる.
speedgoatが快適なこともあって,とてもスイスイいけた.

どこだったか忘れたけど,Mさんの後ろを下って観察してたら,まるで水が流れるようにスムーズ.
うまく蛇行しながらトトン,トトンのリズム.
とても参考になった.
Sさんも下りは速いけど,目にも止まらぬステップが速いって感じ.
SSさんは豪快に下るタイプ.
人それぞれだなぁ.

民家が見えてきてロード.
まだまだ下る.
自販機と商店があったけど,もう1つあるというのでスルー.

と,ここでAさんが豪快に転ぶ.
予言通り.
よそ見しててわずかな段差に足を取られたらしい.
左膝が特にずる剥けていて,いろいろ治療.
大きな絆創膏とか傷パワーパッドみたいのが必要だなーと思った.

様子見て歩きで再スタート.
商店着いて,自販機でスポドリを買う.

Aさんは藤野リタイアも考えたけど,行くことに.
開始から5時間15分くらいで登り返しスタート.
ここがきついらしい.

すぐにAさんの流血が絆創膏から漏れてきてしまった.
さらにでかい絆創膏を貼って再出発.

Aさんがつらそうなので,途中から背中を押す.
ゆっくりなせいもあり,自分は辛くない.
序盤は結構急だったけど,その後はそれほどでもなく結構走れる.
むしろこのルートも結構好き.

SSさんは一定のペースで行ってくれるので,途中から一緒にやや先行する形で一緒に行った.
最後階段頑張って登って明王峠に戻ったのが,大体6時間半くらい.

トイレ行ってジェルを飲んだ.
WINZONE,これはうまい.

さて勝手知ったる道で戻る.
SSさんの後ろにAさんをつけたけど,すぐに遅れてしまう.
SSさんを1人にするのもわりーなーと思い,結局また自分とSSさんが先行しては待つ感じ.

途中からSさんが先頭になり,次をAさんにしたら,解放されたSさんが結構速い.
そしてAさんもついていく.
SSさん先頭のときよりも全体的に速い.
なんじゃいけるんかい,ということで途中からペースが上がった.

城山到着は7時間40分くらい,時間にして15時40分.
茶屋やってるかな?と思ったら,ぎりぎり閉めてるところで飲み物は買えた.
お茶購入.
陣馬もそうだったけど,SSさんが全部顔見知りなのもあり,皆フレンドリー.
柿の種をサービスしてくれた.
おにぎり食べた.

余ってたクリームパン2つをどこかで食べたけど,どこだっけ…
陣馬登り返しのとき?

16時に再スタート,南高尾へ.
ここからまた長いんだろうなぁと予想.

SさんAさん陣形でいったけど,Sさんがほんと速い.
登り階段もエスカレーターみたい.
この人何の制約もなかったらどこまでいけるんだろ.
自分は,特に問題ないけど,左の土踏まずが痛くなってきた.
まぁ初めての靴でここまでくればそのくらいはあるだろう,て感じ.

大垂水の道路越えて,少し行ってベンチでライト装着.
多分このときようかん1本食べた.
見晴台の手前あたりで何となく皆点灯した.

真っ暗になる前にライトつけて山を行くわずかな時間が結構好き.
とても哀愁漂う.

真っ暗になってもSさんは1人先行しては待ってる感じ.
Aさんも,SSさんが先頭だったときよりは大分頑張ってるけど.
つーか暗闇怖いんじゃなかったのかよ!てほど,登りも走ってどんどん行く.

で,SSさんが「Aさん足上がってないから注意して!」って何度か注意した途端,Aさんがまったく同じ感じで転ぶ.
そして同じところを打ったようで,左膝の絆創膏が剥がれた.
もう一度治療,もはや帰るしかない.

そこからは歩きで.
シェル羽織ったほうがいいかな?と思ったけど,結構登りも多くそのままで問題なかった.

龍,ふくろう,草戸山など覚えてるスポットはあるけど,あまりアップダウンは覚えてない.
いやー,こんな登るっけ,ってくらい登る.
もう終わりかなと思ってから7回くらい登った.
今回しいていえばここが一番きつかったかな.
とはいえのんびり歩いてるので「よっこいしょ」って感じなだけ.

ようやく地上に降りて,最後のロードだけキロ430くらいでダッシュしてゴール.
Garminで,約44km,2700mくらい.
ちょっと獲得標高は多く記録してしまっているかもしれない.

10時間50分くらいかかってしまった.
もちろん急いでないので時間はどうでもいいんだけど,最後のアクシデントがなくても10時間はかかってしまうんじゃないか?
白目剥いて走って休憩削って9時間かなぁ.
でも今の季節だから良かったけど,暑かったら本当にきついと思う.

朝の集団がちょうど同じタイミングで帰ってるかもしれない,と戦々恐々としてたけど,もうとっくに帰ってきていたようで,何人か軽い打ち上げをしていただけだった.
ほっとしてシャワー.
drymaxのlite trail runningがまた穴開いた…
これ分厚さとかとてもいいんだけど,タフと言われてるわりに自分に合ってないのか穴が開きすぎる.

さっぱりして,なるべく家についてから手間にならないように色々片付ける.
けどやっぱ手際が悪いなぁ.

Aさんは帰宅し,それ以外で高尾駅へ移動して,中華料理屋へ.
かなり腹減った.
たくさん頼んだけど染み渡った.
21時半くらいまでいて,帰宅は23時くらい.

家についても異様に喉が渇いた.
中華がしょっぱかったってのもあるかもしれないけど,やっぱたくさん汗かいた模様.
この気温でも2.5リットルも飲んでるんだけど.

左の土踏まずは何か赤くなっていた.
どちらかというと外傷?
転んだ右膝は押すと痛い.
疲れはそこそこ,心地よいくらい.

細かいところで今回,スマホはザックの左下ポケットに入れた.
これまで微妙に入れにくくて山と道のスマホポケットに入れることが多かったけど,腰痛くなるかな?と思ってそうしてみた.
慣れれば出し入れ問題なし.

あとゴミの袋はこれまでザックのオープンポケットに入れていたけど,これも結構入れにくいし落ちやすい.
のでこちらはパンツのジップポケットに入れるようにした.
ゴミが多くなるとちょっと膨らんでしまうのが嫌だけど,ストレスはなくなった.

全日本駅伝の情報を全部シャットアウトして帰ったけど,駒澤優勝だけはどうしても目に入ってしまった.
少し見て1時くらいに就寝.