北穂高登頂から宴会

スタートしてしばらくは普通の道.
一旦汗ひいたのにまた死ぬほど汗だく.
ヘルメット+メガネが邪魔で,せめてコンタクトにしなかったことを後悔.

高地で息が切れやすい気はしたけど,暑さのほうがやばかった.
あとは睡眠不足とか色々要因はある.

しばらくYさんがスタスタ先行してFKさんがついていき,自分とFさん.
ゆっくり行きたかったので先へ行って欲しかった.

どこかでFさんとFKさんが入れ替わり.
そのうち険しさが増し,手で岩を掴むことが増えてきた.

長い鎖場.
後ろを振り返ったら怖かったかもしれないけど,淡々と進めば大丈夫.

終わりが分からないのも辛い,gpxとか入れてくればよかった.

はしごも長かったけど大丈夫.
ベテランの方に登り方を教えてもらった.
かなり高齢な女性もいた,すごい.

2つ目の鎖場,大したことなし.
なんとなく頂上も見えてきた.
12時半にあと30分で着いたりしないか?と聞いたが,FKさん曰くまだ先はあるらしい.
でも3時間かかるかも?という予想からしたら大分速い.

3000mの標識で12:48.
急にテントが現れてびっくり.
こんなとこで一泊するのか…

Fさんがなんぽーとやらに行こうとしていて,途中からようやく南峰であることが分かった.
別に行かなくていい,と言ったけど,気付いたら南峰のほうにいた.

見た目怖いかと思ったけどやはりそれほどでもなく,13:08南峰到着.
たくさん写真を撮る.

一旦戻ってから北穂高岳登頂,13:23.
嬉しかった.
時間も十分にある.

小屋へ行くと,さっそく売店でSさんが働いていた.
これほど会いにくい場所があるだろうか.

早速カップヌードル,なんかドリンク,ポカリを買う.
絶景すぎる席.
Sさんは休憩を取ってくれ,色々話すことができた.

水とコーヒーも買う.
もっと高くていい気がするけど,どれも案外安い.
コーヒー美味かった.

写真撮って,シールをプレゼントしてもらった.
14時半には出よう,と決めていたので,名残惜しかったけど下山することに.
あっという間だった.

北穂高岳の標識でまた写真を撮り,下山.
ずっと見送ってくれていて少ししんみり.
てかなんなら涸沢のテント場が見えるので,見送りの止め時が難しい.

下りは怖いかなと思ったけど,全然大丈夫.
登りより大丈夫だったかもしれない.
険しいので速くはないけど,さすがに登りよりは速い.

FさんとFKさんは大分先へ行ってしまったけど,Yさんとゆっくり下った.
はしごも大丈夫.
長い鎖場の最後で,鎖を外れて右側へ行き,途中足の置き場を見失って下を見たとき少しヒヤッとした.
けどなんとかなった.

とにかく岩を下り,結局1時間半かからず下山.
思ったより全然速かった.

テントに戻り,まず受付.
Nさんがお帰りと言ってくれた.

テントで全身ボディシートで拭いて,着替え.
思ったよりもすっきりした.
結構時間かかってしまったけど.

上はメリノTシャツ,下はアルファタイツ,足はルナサンダル.
髪がへんてこだったのでヘアバンド.

Tさんも合流して涸沢小屋へ.
とりあえず自分は自粛して酒はやめてホットカルピスともつ煮で乾杯.
めちゃくちゃ良い時間.
絶景だし天気はいいしまだまだ明るい.

ひとしきりしゃべって,そろそろ寒くなってきたので移動.
トイレ行って酒を買い,そのままNさんチームのテントへ.

乾杯させてもらい,プチ宴会.
特にHさんがめちゃくちゃ面白くて,かなり楽しかった.

19時くらいに自陣に戻り,夕食.
自分は五目御飯とカップスープ.
FKさんがさんま缶詰ときゅうりと生姜で前菜を作ってくれ,さらに豚肉とネギと卵までつけて焼きそばを作ってくれた.
こういうのさらっと出来る人本当にすごい.

かなり満腹.
そろそろ周りも寝静まった感あり,お開き.
片付けて歯磨きとトイレ.
帰り,危うくテントが分からなくなりそうになる.

暖かく感じたので,寝袋には入らず上からかけただけ.
あれだけ疲れて睡眠不足だったのに,案外眠れず.